タチアオイを横目に古書を買う

こちらは今、タチアオイと紫陽花が主役です

(私の勝手な判断)

タチアオイは、コケコッコ花という名でも呼ばれるもの というのは

どうやら北海道の一部だけのことのようで。

私はこの花が好きなんだけど

北海道でこの花が咲き誇るのは確か7月とかだな。

北海道の夏はお盆過ぎまでで

7月ともなるともう夏の終わりまで1ヶ月しかないという感じで

このタチアオイを目にする頃は

終わりゆく夏の気配に少し切なくなるのです

 

でもね、こちらは今まだ5月だというのに

タチアオイが綺麗に咲いていて、なんか嬉しい

これからまだまだ夏があるし

タチアオイを見ると夏だなーって思うから

今年からこの花を見るときのイメージは少し変わるかもな。

 

サザエさんの曲を聴くと

あー明日からまた仕事かーって切なくなる人がいるけど

もしサザエさんが日曜の夜に放送じゃなかったら

そんなこともないよね。

 

このタチアオイにしてもそんな風で

もののイメージは それが置かれている環境・状況に

とても左右されてるな と感じたのでした

 

そんなタチアオイを横目に

夕ご飯の食材を買いに歩いてる道中で

やっぱり前を通るからには素通りできるわけがない、

前もブログに書いた リズムアンドブックスという古本屋さん

 

そしてやはり、入ったからには

魅力的な本が並びすぎていて

何も買わずに出るわけにはいかなくなる

今日の戦利品は こちら

山藤章二 戯画街道

 

この表紙を見た限りでは

何か工芸品の写真集か何かだろうかという印象だけど

開いて見ると

画集です

イラストを描く人なんですね

絵のテイストは見たことあるような感じだったけど

名前は知らなかったな

 

この本が、相当いい

最近こういう絵にめっぽう弱くて

136ページくらいに渡る本の中に

彼の今までの挿絵だとか表紙だとかのイラストレーションがぎっしり!!

 

上手いなーって思うし

その、上手いっていうのが単純に技術だけのことじゃなくて

魅せ方が洒落ていて センスがいいってことで。

 

最近思うのは、印刷物の主流がモノクロームで

イラストレーションも

主にモノクロームで描かれていた時代を通っている作家さんたちは

黒の使い方を必然的に勉強して来ているし、うまい。

黒の使い方っていうのは、やっぱりデッサンで

それに裏付けられたイラストレーションは

力強さが違うよね

 

黒だけで魅せる絵を描くし

もちろんそれに着色したって、かっこいいし

こういう絵たちを見て いいエッセンスを取り込ませてもらって

骨太な絵を描いていきたいなーと思った次第です

 

そしてね、何よりすごいのが

この本が300円だったのよ

定価は2575円

中古になっても時間が経っても

こういう本はむしろ定価より多く出してもいいのではっていうぐら

価値のある本だと思うので

そういうのが破格で出ているのを見ると

本当に本当にどうもありがとう!これを元に私も社会に貢献します!

と、ありがたーい気持ちになります