松濤美術館・チャペック兄弟と子どもの世界展

前から気になっていた 渋谷区にある松濤美術館に行ってきた

去年私が移住したころ 三沢厚彦さん(大きな動物を作る彫刻家)のアニマルハウスの謎という展示がやっていて

結局タイミングが合わず行けなくて その後も松涛美術館にずっとなかなかいけなくて

今回 よっしゃいこ!! てなったのは

童画テイストの作品だったことと

毎週金曜日 渋谷区民は無料!

これを知ったのが一番の決め手に・・・ 🙂 

来週はゴールデンウイークだし込みそうだなーと思って

今回行かねばと。

チャペック兄弟と子どもの世界 展

兄弟の芸術家でお兄さんのヨゼフ・チャペックと弟さんのカレル・チャペック二人の作品が並ぶ

作品は地下1階と、2階の二つに分かれた展示されていて

地下1階の方は油彩、パステル、水彩とかのカラー作品がメインで

2階の方は紙にインクとか鉛筆でかかれている シンプルなドローイング作品がメイン

ドローイングもよかったけど私は地下のカラーの作品が興味深かった

地下は全部お兄さんであるヨゼフの作品

印象に残ったのは「グラデーション」と「線」の使い方

一見 自由に描かれているかのような絵なんだけど

面の塗りが丁寧なグラデーションで陰影をつけているものが多く

割とキチンとした絵にしたい性格の人かと思われた

グラデーションの面に、大きく動かした感じの輪郭線が描かれていて

その面と線のバランスが彼の特徴的な描き方かと思う

(でも、挿絵とか、なにか頼まれごとみたいな作品ではそうではない)

 

観終わった後に モギーと話していて

モギーは「明るい絵ではなかったね」って言ったのが印象的で

あー確かに 可愛いモチーフもかかれてはいるんだけど

あっけらかんとはしていないというか

そう感じる要因て何かなって思ったとき

ヨゼフの最期はナチス収容所で殺されていて

そういった 過ごした時代による要因が

出ているんだろうな と思う

 

具体的に 何がどうなっているからと説明できずとも

様々な欠片が 見る相手に 感覚情報となって届く

色の塗り方 線の描き方

そこに確実に その人の心が映し出される

だから 私は 絵本というものを作り続ける限り

心に正直に・誠実に 生きなくちゃなーと思う

Posted by Mika